弊社の事故に対する取り組み

2010年8月25日

6月18日以降、弊社は静岡県教育委員会「県立青少年教育施設等安全対策委員会」および二つの作業部会に参加し、事故原因の究明と事故再発防止対策に取り組んでおります。また弊社としても事故対策本部を中心に、事故に至る経緯の検証、また再発防止に向けて安全管理体制、運営スタッフ、設備関係の見直し等、運営マニュアルの再整備をすすめております。

① 事故対策本部の設置

事故発生直後の様々な課題へ対応するため、発生当日に「緊急事故対策本部」を開設し、事故状況の掌握、関係各所との調整にあたりました。7月より更に継続的な対応として、他部署を含めた常設の「三ヶ日事故対策本部」を設置し、静岡県教育委員会とともに事故にいたるまでの経緯の確認や、被害にあわれた方々へのケア等、あらゆる要請・ご要望に、でき得る限り誠実な対応を心がけております。また、カッターボート指導の日本における第一人者をアドバイザーに迎え、事故の検証と安全対策における積極的な助言をお願いし、今後の指導・運営マニュアル整備に最大限生かしてまいります。

② 安全対策委員会の設置

弊社が手掛ける全事業の安全性の見直しをするため、「安全対策委員会」をただちに設置し、運営マニュアルにおける安全対策の再検討再構築に取り組んでいます。今後は、内部監査によるチェックも行い、より普遍的な安全性を追求していく所存です。

③ 「償いの日」の制定

弊社は、今回の事故を重く受け止め、尊い命を事故によって亡くしてしまったことへの反省、そして二度とこのような過ちを起こさないために、安全への誓いと哀悼の意を込めて、6月18日を「償いの日」と定めました。社員一同、この悲痛な出来事を決して風化させることのないよう心に刻み、真摯に事業に取り組んでまいります。


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