「償いの日」開催のご報告
2014年6月24日
日時
2014年6月18日(水)
場所
小学館集英社プロダクション SP神保町第3ビル 多目的ルーム
浜名湖ボート転覆事故から4年。今年も「償いの日」セレモニーが行われました。全体朝礼では、西野花菜さんのご冥福をお祈りする一分間の黙祷の後、紀伊社長から「4年前の2010年6月18日、三ケ日青年の家のカッター訓練中に起きた事故はShoProとして絶対に風化させてはならない出来事です。」として、ここ一年間の事故対応や被害者対応、事業の安全対策についてどのように取り組んできたのか、お話がありました。
静岡県立三ケ日青年の家は、今年の3月でShoProとの運営委託契約が終了となりましたが、現在も運営委託を続けている野外教育施設がいくつかあります。またShoPro全体では、幼児教室、英語教室、保育園、保育施設など多数の施設を運営しています。これらの施設を安全に運営することは我々の責務です。そこで、現場的な対処で"安全対策"に取り組むだけでなく、客観的に判断しアドバイスできる体制を強化しました。具体的には、事業安全を牽引する部署として昨年開設した「安全推進室」の人員を増強し、監査や危機管理チェックを、継続的に行っています。またエデュケーション事業局の施設運営だけでなく、メディア事業局からもイベントの運営で日常的に安全管理業務に携わっているプロモート事業部・ドラえもん事業部なども参加し「安全管理委員会」を設置、危機管理情報の共有やマニュアル整備に取り組みました。
「安全に配慮する仕事は、いつ起こるか分からないことへの備えということから、同じことの繰り返しが多く、一見して地味で、とてもかっこいい仕事とはいえません。しかし、これをおろそかにすることは我々には許されません。」
紀伊社長の言葉を胸に、社員一同安全への誓いを新たにしました。