2010年3月7日
な、なんと!!
ついに!!!
野口勲さんにお会いしました!!!!!
「今年度は、江戸の野菜を育てたい。」というShoPro屋上菜園2年目にしては欲張りな目標を立てたわけですが、さて、どうしたものか・・・と、色々な本を読んだり勉強会に参加したりして、たどり着いた野口さんの種。
こちらは勝手にご縁だと思っているのですが、エイ出版さんの「今日からはじめるベランダ野菜」にも一緒に掲載されちゃって、これは会いに行くしかない!と思って、行ってきました。
突然メールをしたにも関わらず、快くお返事をくださり、突撃訪問をしてきました。
なんてステキな笑顔。ありがとうございました!
「野口のタネ」は、固定種を専門で扱う種苗会社です。
今回購入したのは、こちら。
中生三河島枝豆
ちりめん白菜(若菜はしんとり菜)
みやま小かぶ
相模半白胡瓜
紅白二十日大根
です。一部、江戸野菜ではないものも含まれていますが、固定種を育てよう!ということで。。。
いよいよ今週から、種まき作業を本格的に開始です!!
固定種というのは、何世代もかけて選抜淘汰され、遺伝的に「固定」=安定した品種のことです。自家採種によって、種を増やすことができます。収穫物の形や大きさが揃わないですが、長期間収穫できるので、自分で育てて自分で食べたい人には向いているかなぁ、と。
一方、F1というのは、違う遺伝子を掛け合わせた、雑種の第一世代のことです。メンデルの法則により、たとえば病気に強い、形の安定した、均一な収穫が見込めますが、第二世代になると劣性の遺伝子も出てくるため、自家採種には向きません。
野口さんは、F1品種が主流になって、誰も種を取らなくなると、各地方に何百年も伝わってきた多様な遺伝子が消えてしまうのでは、と心配しています。
「昔食べた、地元の野菜の味が恋しい。」と言う年配の方も、
「食べてみたら、固定種の方がおいしい。」と言う若者も、
「将来、どういう種が人間に有効なのか、誰にも分からないから、その時のために、多様な種を保存しておく必要がある。」と言う学者も、
「地方の活性化に一役買って!」と言う職員も、
「珍しい野菜を育ててみたい。」という楽天的な菜園管理人も、
色んな立場の人がいておもしろいですね。
まさに、これも多様性?
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