2010年7月21日 屋上菜園日記
夏ですね。採れたて夏野菜はみずみずしくておいしいです。
夏野菜と言えば、代表選手は胡瓜。ShoPro屋上菜園では、伝統野菜の固定種、半白胡瓜を育てています。今年初めて栽培しましたが、じゃんじゃん採れています。
じゃんじゃん・・・と言っても、小さな菜園に3株だけの半白胡瓜なので、採れるごとに社員へ配布したりしています。
そんな中、半白胡瓜を初めて食べた社員から、一様に聞く感想が「苦い」です。なぜ苦いのでしょうか?
伝統野菜の専門家である大竹先生や、「お昼のベジフル・ブレイク」の講師である田上先生にお話を伺ってみました。
まず、半白胡瓜は今の胡瓜の祖先であること。今、市場によく出回っている胡瓜はほとんどがF1品種で、改良されたものなので、味が薄くなっていたり、流通に適合するように形が整っていたりします。
田上先生は、「半白胡瓜が苦い・・・」という感想に対して、「ちょっと嬉しく感じました。」という感想をくださいました。「今のキュウリは食べやすいようになっていますが、もともとは苦い胡瓜。・・・ということは、今の時代に栽培しても半白胡瓜はやっぱり苦い本当の味・・・ということなのかも知れません。」とのこと。
「しっかり板ずりと塩揉みをすること」で、おいしくいただけるでしょう!
また、大竹先生は、「昔は、ヘタの所から1センチ弱でカットし、カットしたものとカットされたものを切り口同士をこすりあわせて、苦味を取るのが一般的」であった、と教えてくれました。
「冷した半白を味噌なりドレッシングで食べたり、味噌と甘くないヨーグルトを同量を混ぜた物の中に数時間漬けて食べる。これも絶品です。」とのこと。ちょっと試してみたいですね!
そんな半白胡瓜、今日も2本収穫できました。
1本は、また収穫時期を逃し、半黄色胡瓜になっていました・・・。
トマトのバンビもたくさん採れました。
ちなみに、今日の半白胡瓜とトマトは、ちょうどタイミングよく現れたドラゼミ本部のSさんにお持ち帰りいただきました。皆さんで召し上がってください。
江戸の伝統野菜、三河島枝豆も大きくなっています。莢の中の実が大きくなってきました。収穫が楽しみです。どんな味がするでしょうか?
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