2010年8月30日
「銀まくわ」って知っていますか?
江戸時代に、新宿の成子坂近くで栽培されていた鳴子瓜のことで、メロンが無かった時代には、貴重な夏の甘い水菓子でした。徳川家光はこれが大好きだったそうです。
「金まくわ」「銀まくわ」とあって、金は表面が黄色。銀は表面が濃い緑色で、白い筋があります。
今60歳前後の方は、「小さい頃よく食べた」とおっしゃいますが、いつの間にやら姿を消し、一時、絶滅か?!とまで思われたのですが、2009年の8月に、ご家庭用に自家栽培されていたのが発見されたそうです。
種子を分けていただいて、種子の保存と、栽培、収穫・・・と、今では有名レストランのシェフも、食材として使用したいとおっしゃっているなど、評判は上々だそうです。
そんな銀まくわ、ついに食べる機会に恵まれました!
見た目はメロンですね!
小さなカップに入っているのは、わたの部分を絞った果汁です。江戸っ子は、わたごと齧り付いて、種だけを、ぷぷぷっと吐き出したそうですが、「今のレストランじゃそれは出来ないでしょ」っと、わたの部分を絞ってくれたのです!贅沢!
この果汁を、実につけていただきました。
瓜の香りが高く、ほの甘くて、とってもおいしかったです。
確かに、今のメロンに比べたら、甘みは低いですが、爽やかでおいしいです。
トマ子は、甘すぎるメロンを食べると、舌がイガイガしてしまうので、普段も、堅くて瓜っぽいメロンを選んで食べます。なので、この銀まくわはピッタリ!
こんなおいしい銀まくわを作ってみたい・・・!
秋冬にShoPro屋上菜園でチャレンジする江戸の伝統野菜、しんとり菜やみやま小かぶ、どうか元気に育ちますように!
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