#04
- T.N.さん
- アニメ事業部
- 2021年入社
- 文化構想学部 表象・メディア論系卒
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Chapter.1
新設されたアニメ事業部で
ライツの基礎を学んだ1年目 -
中学・高校時代からアニメや漫画が好きになった私は、大学はメディアなどについて広く学べる学科に進学しました。学生時代は、声優さんをゲストに迎えるイベントの企画・制作を行うサークルに所属。お客さまに喜んでもらえることにやりがいを見つけた経験でした。そんな経験から就職活動ではイベント系の企業を志望して、人に直接楽しさを届ける仕事に携わろうと考えました。その中でShoProは、子ども向けイベントで強みを発揮していると知り興味を持ちました。また、選考中に採用担当者が学生を元気づけてくれるような言葉を発信してくれて、安心感を覚えたことも入社の決め手となりました。入社後に配属となったアニメ事業部は、私が入社する1か月前に新設された部署。小学館・集英社の漫画原作を中心とした数多くのアニメーション作品の企画・制作を行う部署で、社員はエンタメ業界のさまざまな企業とのコミュニケーションの最前線に立ち続けています。権利の仕組みがわからないと物事が進められないだけに、最初は映像制作ではなく、映像化した作品のライツを扱う課で仕事をスタート。商品化や販促監修に携わりました。当時の担当作品の一つがShoProも共同原作者となっている『おにぱん!』。作中に出てくるアイテム「おにぱん」の商品化にあたっては、メーカーへの営業を経て実現しました。そうした経験を通して、ライツビジネスの流れを学んでいきました。
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Chapter.2
アニメ制作はチャレンジの連続
視聴者からのコメントが励みに - 2年目には映像制作の課へ異動となり、長年放映されているTVアニメ『デュエル・マスターズ』シリーズ、さらに、アニメ『姫様”拷問”の時間です』のアシスタントプロデューサーを経験しました。アニメ事業部の社員は、全体を管理するプロデューサーとして、アニメ化企画の提案から、出版社との交渉、スタッフやキャストの選定、宣伝施策の立案・実行の全てを担います。予算・制作スケジュールの管理、台本や絵コンテの確認、アフレコの立ち合い、納品までとその仕事は多岐にわたります。アニメ制作にはとにかく関係する人間が多く、その一人ひとりに要望を伝える私の仕事は責任重大だと痛感させられました。制作スケジュール上、若手の私にもスピーディな判断が求められることもしばしば。そうした場面で責任を持って判断できるように、常日頃から関係者とこまめなコミュニケーションを交わし、下準備を行うことを心がけています。アニメ制作者の立場ですと、視聴者の声に触れる機会が少ないのですが、プレゼント企画を行った時に、アンケートを募ってみたことがあります。さまざまな世代、さまざまな地域のみなさんから反響があり「いつも見てますよ!」「このキャラが好きです!」といったコメントをいただいたときは励みになりました。好きな作品の感想はアンケートやSNS、ブログなどで発信すると制作者に届きますので、学生のみなさんもぜひ書き込んでほしいですね(笑)
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Chapter.3
才能あふれるクリエイターの
想いに応えられるのがやりがいに -
アニメ制作には本当に多くのクリエイターがかかわっています。絵を描く、音を作る、データをまとめるといった工程ごとに専門家がいます。アニメ好きだった私が特に追いかけてきた声優さんも欠かせない存在です。そうしたクリエイターの方々は、私が想像していた以上にストイックに、真剣にアニメと向き合っていて、クオリティを上げるためにすべての作業にこだわっています。より良いモノを作りたいという情熱に応えるためにも、納品ギリギリまでスケジュールを調整することもありました。才能あふれるクリエイターの方々とともに、面白い作品作りに励めるのがこの仕事のすばらしさです。将来的には自分で一から企画を立ち上げて、アニメ作品を形にしていきたいという夢を描いています。現状ではプロデューサーである先輩のアシスタントという立場で仕事をしていますが、制作の知識も、ビジネスに関する広い視野も自分の中に取り込んで、主体的に行動できるようにならなくてはなりません。作品を共に作り上げる、製作委員会やアニメスタジオの皆さまと確かな関係を築き上げながら、すべてのスキルを伸ばしていけるように頑張っていきたいですね。
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一眼レフカメラが
新たな趣味に - 家で料理やゲームをして休日を過ごすインドア派だったのですが、最近、心機一転して趣味を作ろうと、ミラーレス一眼レフカメラを購入しました。動物園などに出かけて思うがままにシャッターを押しています。
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PCモニターで
作業効率が向上 - 会社のデスク用に、最近、PCモニターを導入しました。普段はノートPCで作業していますが、モニターに接続すると画面がマルチになり作業がしやすくなりましたし、映像チェックも細かいところまでしっかりと見れるようになりました。