小学館の通信教育まなびwithが、現在メディアで話題の東京大学謎解き制作集団AnotherVisionとコラボし作り上げた「ナゾトキ学習」をご存知ですか?お子さんが教材に取り組むきっかけをつくり、勉強が楽しくなるという、まなびwithオリジナルの学習のメソッドです。
目次
「ナゾトキ学習」とは
まなびwithでは毎月、教材とともにお届けする会報誌にて謎解きが出題されます。
この謎解きは教材と連動している内容になっていて、謎を解くには教材に取り組むことが必要。
謎解きをきっかけに教材に取り組む、謎解きを楽しみながら教材を解き進めることができる、これがナゾトキ学習です。
例えばこちらの問題。
算数の問題と連動した謎解きで、教材の問題を正解しないと謎を解くことはできません。(ちなみに正解はこの記事の最後に掲載しています。)
ナゾトキ学習には、一般的な通信教材にありがちな「教材がたまってしまう」という悩みを解決するという利点がまずありますが、実は謎解きを学習に取り入れることには、他にも良いことがあります。
そもそも謎解きとはどういうものなの?
「知識を持っていないと正解できないクイズとは異なり、謎解きの場合、必要な知識は常識的なものだけで、正解への重要なカギは『ひらめき』です。比較的だれでも楽しむことができるので、ひらめいた瞬間の嬉しさ、解けた喜びを体感することができます。また、子どもの場合は逆に、必要な知識を備えているかというチェックにもなりますね」
こう話すのは、東京大学謎解き制作集団AnotherVisionの松丸亮吾さん。メンタリストDaiGoさんの弟としても知られる、いまメディアにひっぱりだこの謎解き制作者。
実は、彼の言う
- 比較的少ない知識量でも解ける喜びを体感することができる
- 子どもの場合は一定の知識を備えているかチェックできる
という謎解きの特長が、とても重要です。
ナゾトキ学習の利点は、謎解きの優れたエッセンスを、勉強にいかせること。
勉強の場合、正解を出すには公式といったいろんな知識が必要で、その知識を身につけるまでがとても大変。
知識がないから解けない→解けないからつまらない→つまらないからやらない→という負のスパイラルに陥っている場合も。
勉強は「できるから楽しい」のです。解ける楽しさを知れば、頑張れるようになります。
ここで着目したいのが、先に上げた謎解きの2つのエッセンス。
まなびwithのナゾトキ学習の場合、謎を解くための知識が毎号の教材に隠されているので、無理のない量の知識を武器に謎解きに取り組むことができます。
「解けた→楽しいからもっとやりたい!→やったらさらにできた!」という成功体験のチャンスを生み出し、子どものやる気を引き出します。
また、結果的に、自然と教材でやったことの確認ができるというわけです。
「教材で習得したことを武器にして問題が解ける」という、通常の勉強の流れと変わらないことに謎解きの要素を加えることで、子どもたちに、もっと自然に、もっと夢中になって学ぶことを楽しんでもらえるようにした仕組み、それが「ナゾトキ学習」なのです。
学年レベル、子どもたちの嗜好を熟考した謎解き展開。「まなびwithのナゾトキ学習については、僕は制作というより監修という立場なのですが、ひとつひとつが本当によくできているなと思います・・・毎号毎号よく作ってるな!と(笑)」
松丸さんがこう笑いながら話す端々には、AnotherVisionの謎解きに対する熱意が感じられる。
「実は各学年ごとにチームが分かれているんですが、例えば小1コース担当のチームは、遊び心がある謎解きに向いているようなメンバーが作っていたり、高学年のチームは、教材の学習内容を謎解きの中でもしっかり追究できるような理論派がそろっていたり。なので、これから毎号実際に解いていく子どもたちの反応がとても楽しみですね」
ナゾトキ学習で、もしつまずいてしまったら??
そこまで作り込んでいる謎解き。もし万が一子どもたちが謎解き自体につまずいてしまったらどうすればいいのでしょうか。
「ヒントもわかりやすいようになっているので、ぜひ一緒に解いてあげてほしいですね。できないことを絶対に咎めてはいけません。謎解きは『解けたらすごい!』のであって、解けないといけないものじゃないので。一緒に解ける達成感を得られて、じゃあ勉強もやってみようかなと思うことが大事なんです」
松丸さんによれば、手を貸すタイミングも重要。「解けないかも・・・」と子どもがストレスを感じ始めたタイミングで手を貸すのがよいのだとか。
「わからなくて苦しんだけど解けた、という、最終的にプラスの実感を残してあげるのが大事です。繰り返していくうちに、ちょっとわからないけどもう少し頑張ればいけるかも、という忍耐を育てることもできます」
実際にナゾトキ学習を体験した感想がこちら!
まなびwithでは4月のサービス開始に先立ち、ナゾトキ学習をモニター会員さんに体験してもらいました。保護者の方々の感想をいくつかご紹介します。
- 難しそうにしている様子もありましたが「解きたい!」という前向きな姿勢が見て取れ、解けたときの笑顔も見られてよかったです。
- ナビゲーターとして登場する『名探偵コナン』が兄弟ともに好きで、二人で相談しながら楽しそうに解いていました。
- つまずいたときは父親と協力して解いていました。親子のコミュニケーションにもなってよかったです。
- いろいろな角度から物事を見たり考えたりすることができる機会にもなるのではないかと今後も期待しています。
ぜひ、体験してみませんか?まなびwithの「ナゾトキ学習」は、資料請求でお試しできます!