あなたは作文が得意ですか?苦手ですか?
SNSなどで文章を書く機会は増えましたが、いざ作文!となると苦手意識がある方は多いのではないでしょうか。苦手だと意識していても、何がいけなないのかわからないという人もい多いはず。
そこで今回は、作文を書くうえで弱点を見つけるヒントをお伝えできればと思います!
どうして「作文が苦手」と感じるのか。作文苦手あるある5つ
まず、ご自身が書いた文章を読んだ時に「作文が苦手である」とジャッジしてしまう理由として、下記に5つ挙げてみます。
- 表現が単調になってしまう。
- 漠然と感想だけで終わってしまう。
- 事実の描写のみで終わってしまい、印象に残る文章が書けない。
- 起きたことを再現できず、その時の様子が見えてこない。
- 文章の骨組みが悪く、分かりづらい。
いかがでしょうか。思い当たる節はありますか?
あなたの弱点はどれでしょうか。
苦手克服のための、作文を書くために必要な5つの能力!
弱点を知ることができたら、次はどういう力を鍛えれば良いのかを見ていきましょう。
先に列挙しますが、実は作文を書くためには次の5つの能力が必要です。
- 語彙力
- 表現力
- 思考力
- 観察力
- 構成力
そして、はじめに紹介した「作文苦手あるある」は、それぞれ上記の5つの力が足りないために起こります。具体的に見ていきましょう。
1. 表現が単調になってしまう。
語彙力が足りていません!
語彙力を鍛えて、感情表現など単調になりがちなものを言い換えたり、行動の具体的な内容や、見たものの名前などを書いたりすることができれば、文章に臨場感を出すことができます。
2. 漠然と感想だけで終わってしまう。
表現力が足りていません!
表現力があれば、細かに状況の再現をした上で、それに対して自分がどのように感じたのか、詳細に書き加えることで、何をどんな風に感じたのかを際立たせることができます。
3. 事実の描写のみで終わってしまい、印象に残る文章が書けない。
思考力が足りていません!
思考力があれば、見えてなかった部分までも文章に表すことができます。実際はそうではなかったけど、もしこうだったら・・・と論理立てて仮説を立てたり、事実と自分が想像したことのの対比などを用いれば、一気に印象的な文章に!
4. 起きたことを再現できず、その時の様子が見えてこない。
観察力が足りていません!!
周囲の様子なども細かく描写できるなど、見たことや見たものを再現するためには必要な観察力。書こうと思ってもまず素材がないと書けません。単に見たままだけでなく、その時になにが起こっているのか、因果関係や時系列の流れなど、様々な角度から物事を捉える力が必要です。
5. 文章の骨組みが悪く、分かりづらい。
構成力が足りていません!
文章に的確な言葉で肉付けし、文章の順序や語句の順序を考えられる力が構成力。最後のまとめに向けて、内容にあわせて文章の流れを効果的に組み立てることで、印象深く、言いたいことをより強く伝えることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。弱点を知るのは苦手克服の第一歩!作文の苦手意識を払拭できるように、文章を書く時に意識してみましょう!