春は、入学や進級、家族の引っ越しなどをきっかけに、子どもの行動範囲が変わる時期でもあります。
1人で登下校するようになったり、新しい習い事に通うことになったり、新たな挑戦に成長を感じる思う一方で、共働き家庭で送り迎えが難しかったり、近くに頼れる親族がいなかったりすると、子どもの安全に関して不安を抱く方も多いようです。
また、家の近所の移動でも、遅めの時間や、人気のない場所はやはり不安です。子どもが巻き込まれる事件を耳にすると、余計に不安が増すかもしれません。
そんなときにおすすめしたいのが、防犯観点から年々需要が高まっている子ども用の見守りGPS。今回は、子ども用GPSの必要性や選ぶ際のポイント、また、2025年春、最もおすすめしたい子ども見守りGPSサービス【KDDI あんしんウォッチャー LE】(2025年 オリコン顧客満足度®調査 子ども見守りGPS 総合第1位)をご紹介します。
目次
子ども用見守りGPSの重要性
子どもの安全を守るための情報提供
「子どもの位置情報をGPSで管理するなんて大げさでは?」と思うこともあるかもしれません。ニュースで見かけるような子どもの連れ去り・誘拐事件や思わぬ事故、災害などに巻き込まれる可能性は低いと思いたいですが、「万一に備える」ということが大事。子どもたちの成長を安心して見守り支えるために有用な方法として、ぜひ検討してほしいものです。
また、事件や事故までいかなくても、次に挙げるような、日常生活での子どものトラブルはすぐに想像できる、あるいはすでに経験済みではないでしょうか。
【学校からの帰宅途中で…】
- 寄り道をしてなかなか帰ってこない
- 家の鍵を忘れるなどして家に入れなくなり近所の公園などで過ごした
【一人でバスや電車で出かけて…】
- 車内で寝過ごしてしまい、知らない場所まで行ってしまった
他にも、普段のお出かけや旅先ですぐ迷子になってしまったり、待ち合わせ場所になかなか現れなかったり…くらしの中のちょっとしたトラブルから大事に至ってしまうことも想定できると思います。GPSで位置情報を把握しておけば、早い段階で手を打つこともできそうです。
最近では、子ども用見守りGPS端末を小学校に配布したり、初期費用を助成している自治体もあり、子どもの安全のための情報提供の重要性が社会全体で広まっているのがわかります。
子ども用見守りGPSを選ぶときのポイント
社会的に普及してきたことで子ども用見守りGPSの商品も豊富になりました。各社サイトやランキングのサイトなどをチェックしながら実際に子ども用のGPSを選ぶとき、どのように商品を比較していけばよいかを見ていきましょう。
端末の種類と特徴・利用料金の価格感
まずはざっくりと端末の種類とそれぞれの価格感を把握しておきましょう。
◆GPSトラッカー特化型
小さな子どもでも使いやすいシンプル設計で、ランドセルや習い事バッグに入れておくだけで現在地や移動履歴がわかる。事前に学校への確認が必要になるが、音が鳴ることもないので小学校に持ち込める場合がほとんど。月額料金が500円程度とお手軽なのと、子どもが持つ端末のシンプルさに加え親のアプリ操作も簡単なこともあり、はじめての見守りGPSとして大変おすすめ。
◆トーク機能付きGPSトラッカー
GPSトラッカー特化型の機能に加え、ボイスメッセージを送り合うことができる機能のついたもの。その分トラッカー特化型よりも月額料金が700円程度~となり、やや高い。「ちょっとした意思疎通ができて便利」という利点がある一方で、実際そんなにボイスを使うケースはないという声も。
◆スマホ・キッズ用携帯
キッズ携帯やスマホにもGPS機能はあるものの、ほとんどの小学校で携帯電話の持ち込みを禁止となっていることが多いため、登下校の見守りの点では△。また、端末代が数万円と高かったり、通話+メールなどがメインで、移動履歴などのGPS機能がオプション(月額の通信料+200~500円ほど)になっていたりなど、コストが比較的高い。
◆タグ
GPS発信機と同じくくりで扱われることが多いタグだが、それ自体にはGPS機能は備わっておらず、スマホやそのネットワークに接続することで位置情報を割り出す。財布や鍵などの紛失防止として使われることが多いタグ製品は、基本的には現在地のみしか割り出せないが、通信費がかからないなどの理由で、GPSトラッカーの代用として使われることも。
位置精度のチェックのしかたや確認しておきたいサービス内容
◆位置精度
商品を比較する際には必ず確認しておきたいのが位置精度。子ども用GPSの位置情報は、Global Navigation Satellite System(GNSS)と呼ばれる衛星の即位システムを使って取得されます。世界には複数のGNSSがありますが、それらをいくつ使うかによって位置情報の精度が異なり、より多い方が正確な位置情報が得られます。また、通信会社の基地局や街中の無線LANをあわせて使うことで、より正確な位置情報を取得できる見守りGPSサービスもありますので、しっかりとチェックしましょう。
◆過去の経路はどこまでさかのぼれるか
経路や行動の把握がどこまで行えるのかもチェックしたい点。過去の経路からよく寄っている場所などがわかると、子どもの行動パターンが把握しやすくなります。
◆通知機能
それから、通知機能についても確認しておきましょう。子どもが自宅や塾、学校など、あらかじめ登録しておいた場所についたとき・そこを離れたときに通知してくれるサービスもあります。通知がいつもより遅い・早い、といったことから何かしらのトラブル気付くこともあるかもしれません。
また、逆に、子どもから親への通知機能についてもチェック。ボイスメッセージ機能までいかなくても、ボタンを押せば親に通知が飛ばせる、といった機能を備えている商品もあります。「家の鍵をかけたら押してね」「困ったことが起こったら押してね」といった約束事を決めて使うと効果的です。
そのほか安心して使える見守りGPSの選択ポイント
他にも意識しておきたいポイントをいくつか挙げておきます。
- バッテリーの持ち時間
- 本体の耐久度(防水・防塵など)
- きょうだいで使う場合や、複数台持ちたい場合の料金体系
ランドセルやバッグに入れっぱなしが理想の見守りGPS。頻繁に充電しなくてはならない機種よりも1度の充電で数か月もつ機種は魅力的。ボイスメッセージなどを多用していたり、位置情報の更新頻度を細かく設定したり、移動が多かったりなどで電池を消耗することもあるようなので、必要な機能とあわせてチェックしましょう。また、子どもが扱うものなのである程度の耐久性は担保しておきたいです。
さらに、きょうだいで持ちたい場合や、学校と習い事のバッグにそれぞれ入れておきたいなど、1つの家庭で複数台持つことを検討することも多い見守りGPS。複数台契約の割引がついていれば大変コスパがよいと言えます。
2025年春のおすすめ子ども用GPSサービスはこれ!
上記を踏まえて、マナビコがおすすめする子ども見守りGPSは…
おすすめは、「KDDI あんしんウォッチャー」
2025年 オリコン顧客満足度®調査 子ども見守りGPS 総合第1位
KDDIのあんしんウォッチャーは、位置情報の精度、料金、初期設定のしやすさ、アプリの使いやすさ、GPS端末の使いやすさ、サポートサービスの全6項目について評価され、オリコン顧客満足度®調査の子ども見守りGPS 満足度総合1位を、なんと2年連続で受賞しています。
通信会社が提供=位置情報精度の高さ
もっとも重視したい位置精度については、高精度のGPS情報+街なかの無線LAN+au携帯基地局の3つの位置情報を活用している点はもちろん、膨大なデータ&ノウハウを生かした補正技術が注目ポイント!通信会社KDDIならではの高い位置精度が魅力的です。GPSの電波が届きにくい地下や屋内でも安心※。ちなみに、あんしんウォッチャーはどの通信会社のスマートフォンでも利用可能です(専用の「au HOMEアプリ」のインストールが必要です。詳細についてはこちら)。
また、現行モデルの「あんしんウォッチャー LE」は、直近3カ月の移動履歴を遡ることが可能。行動をある程度パターン付けられたり、その変化に気づくこともできます。
※地下街、建物内、乗り物内、ビルの陰などの電波環境やGPS衛星環境によっては、位置確認の精度が低くなる場合があります。
端末もアプリもシンプルだから親子で使いやすい!端末バッテリーは最大2か月稼働!※
また、学校や塾などのよく行くスポットを登録しておけば、着いたとき、離れたときに通知してくれる機能があったり、子ども側の端末にはボタンを押すと保護者に通知を飛ばすことができます。端末のバッテリーは最大2か月もつので、面倒な操作なく、子どもを安心して見守ることができます。
※現在地の更新間隔【移動中測位 標準(約3分)・定期測位 約24時間】で、平日1日合計約2時間移動(土日は未使用)、屋外でのご利用を想定した数値です。満充電状態から完全に電池が無くなるまでの目安時間です。電池持ちは電波環境や利用シーンによって変動します。実際の利用状況によってはそれを下回る場合があります。
1契約で端末2台まで持つことができるのできょうだいや習い事/学校での使い分けも可能。
あんしんウォッチャーの嬉しいサービス特長として挙げておきたいのが、1つの契約で見守りGPS端末を2台まで持つことができるという点。1台でも2台でも月額料金は変わらないので※、きょうだいで検討している場合や、学校と習い事のバッグにそれぞれいれっぱなしにして使い分けたいという場合にはぜひ活用してもらいたいサービスです。
ちなみに、契約者は「au HOMEアプリ」に家族を最大9人招待することができます。保護者の見守り人数は、父・母の2人で十分!なんて思っていても、祖父母や中高生の兄弟にお世話を任せる場合にはとても便利な機能ですね。
※あんしんウォッチャー LE2台目をご利用するには、別途本体のご購入が必要です。
料金体系がシンプル!+おトクなキャンペーンで始めやすい!
現行モデル「あんしんウォッチャー LE」であれば、本体料金5,680円(税込)+月額539円(税込み)という料金形態ですが、2025年7月31日(木)14:59まではキャンペーンを行っており、本体価格が半額の2,840円(税込)、さらに月額料金は2ヶ月以上の利用で初月無料に。少し迷っているけれど子どもの見守りGPSを使ってみたい、という家庭にはおすすめです!
子ども用見守りGPSを利用する際の注意点
いまや防犯目的で気軽に契約できる子ども用見守りGPSですが、いくつか利用するにあたっての注意点もご紹介しておきます。
個人情報の保護とプライバシー
子どもといえどもその位置情報は個人情報であり、本人に無断で子どもを追跡するというのは違法にあたります。また、その位置情報をSNSやトークアプリなどで公開してしまうことも子どものプライバシーを脅かす行為にもなりえます。どういう目的で位置情報を取得するのか、子どもの位置情報をどう慎重にあつかうべきなのかなど、利用する家族全員で話しておく必要があります。
子どものプライバシーを守るためのチェックリスト
【子どもに対して…】
- プライバシーの大切さについて話す
- GPS追跡がどういうものなのかを話す
- GPS追跡を行うことを話して、同意を得る
- 子ども自身の安全を守ることが目的であることを話す
【保護者たちは…】
- 目的を超えて子どものプライバシーを侵さないために、利用する時間や確認する場所、シチュエーションなどについて話し合う
- 得た追跡情報は慎重に扱い、流出させないといったルールについて、見守るメンバー全員で共通認識をもつ
上記のような取り組みがきちんと行えれば、子ども自身、子ども用見守りGPSを活用することでプライバシーについて考えることができ、社会とのかかわり方を学ぶきっかけにもなるはずです。
緊急時の対応方法とサービスの活用法
また、実際に緊急の事態が起きたときのために家族間でルールを決めておきましょう。
例)
【子どもは…】
- 緊急ボタン・SOSボタンといった通知機能があれば押す
- 迷子であればむやみに移動しない
- 近くのお店や子ども110番の施設などから保護者に連絡をする など
【保護者は…】
- リアルタイム位置情報、経路、移動速度などを細かくチェック
- 子どもからの緊急通知を確認
- 連絡手段があれば連絡
- すぐに駆け付けれない場合は友人などに連絡
- 各社サポートや警察と連携 など
契約したサービス内容をよく確認し、自分たちの暮らしに沿ってベストな対応が取れるようにシュミレーションをしておきましょう。
子ども用GPSを活用して安心できる日常を
いかがでしたでしょうか。春から始まる新生活。子ども用の見守りGPSは、どんどん成長していく子どもたちがめいっぱいいろんなことに挑戦できるように、安全に見守りサポートするための、子育ての重要アイテムのひとつと言えます。春はキャンペーン展開も多く、始めやすい時期です。これを機会にぜひ検討してみてください。
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