#01
- S.S.さん
- ライセンス事業部
- 2019年入社
- 文化構想学部 文芸・ジャーナリズム論系
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Chapter.1
幼児教室の運営からスタート
人との関わり方を学ぶ日々 -
大学時代、出版文化やジャーナリズムを専攻した私は、出版社への就職を考えていました。一方でポケモンなどのキャラクターが好きだったことから、出版周辺ビジネスにも視野を広げると、キャラクターライセンスを扱う仕事に対しても興味が膨らんでいきました。ShoProは、小さい頃からよく知っているキャラクターを多数扱っています。慣れ親しんだコンテンツに関われることと、選考中に丁寧なフィードバックをしてくれた採用担当者の人柄に惹かれ入社を決意しました。やりたいことが何なのか問われると、明確に定まっていない自分もいたのですが、事業の幅が広いShoProならば働きながら目指せる場所を見つけられるのも魅力的でした。入社時は、キッズ教育事業部に配属となり、最初の2年間は『ドラキッズ』などの幼児教室の運営を担当しました。複数の教室の運営、保護者からの問い合わせ対応、教室で働く講師のサポートなどの業務に取り組みました。社会人経験の浅い身でありながら教育現場のプロの方と一緒に仕事をする難しさに試行錯誤する毎日で、最初はうまくできない部分もたくさんありました。 そんな中でも、かかわる多くの人の想いを真っすぐ受け止め、丁寧に言葉を交わしていくことは心がけてきたつもりです。おかげで多くの人との関係性を大切にしながら仕事をしていくという、自分なりのワークスタイルが形作られたのだと思います。
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Chapter.2
ライセンス事業部に異動
自社キャラクターのプロデュースに挑戦 - もともとメディア事業にも興味があったので異動を志望し、3年目から現在のライセンス事業部で仕事をしています。主には『週刊少年サンデー』『サンデーうぇぶり』で連載されている作品の版権窓口業務を担当しています。原作・アニメの商品化に関してメーカーや代理店からの問い合わせ対応、企画の精査、商品デザインの監修、契約の締結などを総合的に行います。一方で企画提出を待つだけでなく、私たちからメーカー・代理店へ営業をかけ、作品の魅力を伝えながら商品化や販促企画を実現していくケースも多いです。版権の商品化には本当に多くの人がかかわっています。異なる意見の調整には苦労することも多いですが、教室運営をしていたときと同様、一人ひとりの声を傾聴していくことが最善策の実現につながると感じています。異動当初から担当している作品の1つが、ShoProが原作者であるオリジナルキャラクター『ちこまる』です。『ちこまる』の場合、商品を作るのみならず、ストーリーやキャラ設定など、原作の制作そのものも私の仕事となり、編集者的な立ち居振る舞いも求められています。『ちこまる』は、さまざまな社員の経験やアイデアから生み出されたキャラクターです。プロデュースチームのメンバーにはアニメ事業部のメンバーがいたり、若手社員も多いです。自社原作のキャラクタープロデュースは試行錯誤の連続なので、みんなで意見を出し合いながら大切に作品を育てています。
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Chapter.3
多くの人に楽しんでもらえる
コンテンツを発信し続けたい -
『ちこまる』に関しては2023年12月に念願だったショートアニメ化が実現。アニメ化するエピソードの選定、声優の起用などもチームメンバーと一から考え抜きました。無事に作品を形にできたときにはホッとした気持ちに包まれました。『ちこまる』は自分たちが発信源となるので、トータルなキャラクタープロデュースができる点が大きな武器だと感じています。社内では少ないオリジナルキャラクターをプロデュースする経験を積むことができたので、今後はそのノウハウを社内に還元していきたいです。『ちこまる』のその先のさらなる新規コンテンツの立ち上げに貢献できれば嬉しいですね。またアニメの放送前から『葬送のフリーレン』も担当しています。人気が沸騰した今、関わる人数が増えたり、影響力の大きさも実感していますが、ミスがないように慎重に調整することを意識しています。どんな商品がマッチしているのかを、作品ごとに考えながら商品化に向けて動いています。監修した商品やイベントが実際に形となって、多くの人が楽しんでいる様子を見ることが何よりのやりがいです。
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“朝活”で
身も心もリフレッシュ! - 休日は“朝活”をしています。平日よりも早起きして、1時間くらい散歩をした後、事前に調べていた飲食店でおいしい朝ご飯を食べるのが目的です。早起きして行動をした後は、1日がとても充実していると実感します。
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担当作品の最新の物語は
いち早くチェック - 商品化を担当している『週刊少年サンデー』の作品は隅々までチェックしています。最新の展開が商品化に影響することもありますし、そもそも作品理解を深めなければいい商品はできないと思っています。