2020年、学習指導要領が改定されることになりました。まず注目すべきは、「知っていること・できることをどう使うか」「自分で調べ、考えて発言する」といった主体的・対話的で深い学びが重視されるようになるという点です。
そして、さらなる注目点として挙げられるのが、英語学習。改定を受けて、2021年1月実施の大学入試では、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を評価すると言われています。
小学校では、5・6 年生では英語が「教科」化され、授業時間が増え、成績表の評価対象になります。さらに、今まで英語の授業がなかった3・4 年生でも、「外国語活動」として英語の授業が行われます。
とはいえ、いったいどうやって小学生に英語学習に取り組んでもらうのがよいのか、そもそもいったい何が大事なのか、よくわからないなという方も多いのではないでしょうか。
小学生の英語、大切なのは「音」を聞き分けていくこと。
英語は、日本語と大きく音が異なります。この音に慣れ親しむこと、音を聞き分けられるようになることで、単語や文を聞いたり発音したりするのが格段にスムーズになります。逆に、ここに苦手意識を感じてしまうと、将来的に「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を伸ばしていくことが難しくなってしまいます。小学生のうちに、英語の音に慣れ、音を聞き分ける力を身につけていくことが重要です。
それでは具体的にどのようなアプローチがあるのか、英語学習で意識しておきたい点について、小学1・2年生と、外国語活動の授業がはじまる小学3年生以降に分けて紹介していきます。
小学1・2年生のうちは、楽しく英語に慣れ親しもう!
英語を学びはじめるときは、何より英語に親しむのが一番。まずは英語の「リズム」に親しむとよいでしょう。具体的には、歌や物語を活用するのがよいと言われています。 子どもにも親しみやすく、ストーリーの中で生きた言葉を耳から学ぶことができます。
小学3年生以降はリタラシー学習で、より意識的に文字と音の関係を学習。英語の音を大切にしながら、「読む」「書く」の基礎を作る!
たとえば「mouse」と「mouth」。どちらもかたかなで表記すれば「マウス」となりますが、「s」と「th」の発音は異なります。英語でコミュニケーションを取るにはこの音の違いを聞き分けることがとても大事です。学校で外国語活動、外国語の授業がはじまっている3年生以降は、このあたりをより意識的に聞き分けていく力をしっかり習得していきたいところです。
「アルファベットが持つ音を知り、正しい発音を身につける」ということを何度も練習していけば、自然と単語の綴りを見るだけで読める、書ける力を育てることができます。
また、何度も反復して学習を続けるためには、楽しく取り組めることが大事ですね。英語学習ゲームなどを活用するのもおすすめです。
「音」に重点を置いた、これからの英語力を伸ばすまなびwithの英語教材
通信教育まなびwithの小学生コースにも、英語教材があります。
小1・2「Great Fun Book」
はじめて英語に触れるお子さんが「英語が好き!」と思えるように、古くから語り継がれてきた物語、歌い継がれてきた遊び歌をメインに作られています。
「楽しい!」という以外にも、これらの物語や遊び歌には生きた言葉があふれていて、また、言葉を獲得するために重要な「文脈」も含んでいるという点で、英語を学び、育てていくのにとても効果的なツールといえます。
そのほか、正しい発音に触れられるクイズなどを通して、英語の基礎を確実に身につけていきます。
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小3~6「スゴロクENGLISH」
小3以降は、「スゴロクENGLISH」というRPG風のスゴロク型アドベンチャー英語学習ゲームに取り組みます。
スゴロクEnglishでは、アルファベット学習・音韻学習・フォニックス学習(つづりと発音の間にある法則を学ぶこと)をベストな順番で組み立てたカリキュラムを採用しています。文字の単位で音を聞き、発音することで、英語の音を正確に聞き取り、発音する力、そして英単語を自力で正確に読める、書ける力が育ちます。
スゴロクENGLISHでは、なんと小3~6の4年間で約900語もの英単語を扱っています。
音韻学習・フォニックス学習にそって作られていることに加え、ゲーム形式でこれらを学習していくので、地道な発音練習なども子どもが楽しく学べるようになっており、自然と発音の基礎を身につけることができます。
詳しくは、上記の紹介動画をぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。これからの小学校英語における「音」の重要さをお伝えしました。小学校の英語学習の参考になればと思います。