皆さん、こんにちは。「岩波メソッド ゴースト暗算」 開発者の岩波邦明です。
本日は第1・2回に続き、親子で楽しくパズルに取り組みながら、お子さんの算数の力をアップする「算数パズル」を出題します。
パズルは答えを探したり、いろいろ試してみたりして、答えを見つけられたときが楽しいですよね。
算数パズルには、第1回目で詳しく書いた3つの良い効果があります!
- 「算数=楽しい」という気持ちが、どんどん芽生える!
- 自分の力で答えを見つけ出す能力が上がると、賢くなる!
- 集中力が上がって、他の科目の力もアップ!
詳しくは連載1回目(https://shopro.co.jp/manabico/cate02/2194)をチェック!
【算数パズルをやってみよう!】
さあ、じゅんびはいいですか?
それではさっそく、算数パズルにちょうせんしてみましょう!
今回は、マッチぼうを使った算数パズルです。
ひらめきの力で、答えを見つけられるでしょうか?
さあ、それでは第1問です!
<第1問>
ヒントは、「マッチぼうを取りのぞいて、べつの数にかえる」ということです。
答えが、わかりましたか?
<第1問 答え>
たされる数の「6」を「5」にかえると、式が正しくなりますね!
さあ、つづいて第2問です!
<第2問>
今度は、ひき算の式ですね!
マッチぼうを1本取りのぞいて、ひかれる数と式の答えのどちらの数をかえればいいでしょう?
<第2問 答え>
今度は、式の答えの「8」を「6」にかえればいいですね!
だんだん、パズルのとき方がわかってきましたか?
さあ、いよいよさいごの問題です!
1・2問目より、少しむずかしいですよ!
<第3問>
マッチぼうで、ぜんぶの数ができていますね。
いろいろためしてみて、答えを見つけ出しましょう!
<第3問 答え>
たす数の「9」を「3」にかえると、式が正しくなりますね!
答えを見つけ出すことができましたか?
【算数パズルで、考える力&計算力&集中力をアップ!】
さて、3回にわたり連載した算数パズルは、いかがだったでしょうか?
算数パズルを楽しく取り組むことにより、自分の力で答えを出すための「考える力・思考力」、「計算力」や「図形力」など、算数にとって重要な力をどんどん伸ばしていけます。
子どものうちになるべく身につけておくと良いことは、「楽しく頭を使う習慣」です。考えることが楽しくなると、ひいてはそれを勉強に活かすことができるようになり、各科目の成績アップへの最高の原動力となっていくことでしょう。
また、「楽しく頭を使う習慣」を身につけるために最も大事なのは、“「できた!」という喜び”です。お子さんの“達成感”が、本人の勉強へのモチベーションを一番高めてくれます。今までに連載した算数パズルのように、「できた!」の小さな達成感を積み重ねていくことが、勉強力アップの秘訣です。お子さんの興味の対象を見ながら、本人がより楽しく取り組めそうなものを探してあげましょう!
著者プロフィール
- 岩波 邦明さん
- 東京大学医学部卒。教育コンテンツをはじめ、ゲーム開発、執筆・講演・講義活動、TV出演、など多方面で活躍中。大学在学中から、小学生向け「岩波メソッド ゴースト暗算」など、新しい教育コンテンツを開発。書籍化された同シリーズは累計65万部を突破している。