長く楽しかった夏休みも終わり、いよいよ2学期がスタート!3学期制の学校では、いちばん学習時間が多いのが2学期で、さらには、夏休みという長い休暇があったことから、生活サイクルを戻すのにもひと苦労というご家庭も少なくありません。2学期を効率的に、かつ有意義に過ごす方法をご紹介します。
目次
夏休みボケを解決!生活リズムを取り戻す4つのポイント
「夏休みボケ」が抜けない子どもたち、生活リズムを元に戻すために悪戦苦闘されているご家庭も多いのではないでしょうか。まず、生活リズムを取り戻す4つのポイントをご紹介いたします。
生理的なリズムを整える
まずは、「寝る」「起きる」「食事」「排泄」の4つの時間をある程度決めて、生理的なリズムを整えます。夜は決まった時間に消灯し、起床したら日光を浴びて体内時計を整えましょう。そして3食の食事を決まった時間にとるようにすれば、おのずと排泄も同じ時間になるはずです。
子どもと話し合ったうえで「時間割」を作る
時間を「見える化」するために、家庭でも時間割を作ります。ここで大切なのが、本人の意思に関係なく時間割を作るのではなく、親子で話し合うことが重要です。
やるべきことを「カード」または「リスト」にする
子どもは、自分が毎日やるべきことをまだ十分に認識できていない場合があります。朝起きたら、顔を洗って、歯をみがいて、着替えて、朝ごはんを食べて、といういつものルーティンを「カード」や「リスト」で見える化し、当たり前の習慣にしていきましょう。
勉強は「とりあえず一問」から始める
勉強を自ら進んでやってくれたらいいですが、やる気が起こらずに、やらなければならないことを先延ばしにしているということは大人でもよくあります。まず、取り組み始めるまでのハードルを下げてあげましょう。学校から帰宅したら、勉強の準備→とりあえず一問解く。一問やることで子どもなりに全体の見通しがつき、二問、三問と段階を踏んで問題数(やるべきこと)を増やしていくことで、子どもが勉強に向き合いやすくなります。
重要な時期!2学期の学習力アップのコツとは?
2学期が始まると、覚えること、学ぶことが増えてきます。勉強でつまずく、苦手な単元が出てくるのもこの頃です。
まずは、
- 1.好きな教科で自信をつけさせる
- 2.子どものやる気が出てきたら、苦手な教科を基礎から勉強
という順番で取り組んでみてはいかがでしょうか。
苦手な教科を克服するよりも、得意教科を伸ばす方が学習意欲は向上します。
2学期は長いからこそチャンス?「読書習慣」で学力を底上げ!
子どもの学力を無理なく伸ばす方法のひとつに「読書」があります。文部科学省の平成28年度全国学力・学習状況調査の結果をみると「読書が好き」と答えた子どもほど、国語と算数のテストでの得点が高いことがわかっています。
≪読書に対する姿勢と国語Bテストの得点≫
- ●読書が好き 62.7点
- ●どちらかというと好き 56.3点
- ●どちらかというと好きではない 53.1点
- ●読書が好きではない 47.4点
≪読書に対する姿勢と算数Aテストの得点≫
- ●読書が好き 80.4点
- ●どちらかというと好き 76.8点
- ●どちらかというと好きではない 75.3点
- ●読書が好きではない 71.8点
*参考資料http://www.nier.go.jp/16chousakekkahoukoku/report/data/16qn_06.pdf
以上のような数値から、読書が好きな子どもは、国語だけでなく算数の得点も高く、良い成績をおさめることができることがわかります。また、同調査から、この傾向は中学生になってからも続くことがわかっています。子どもの学力の土台をつくる読書習慣。2学期からの新習慣に、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
読書が苦手…という小学生におすすめ!「名探偵コナンゼミ」の国語読解問題
国語の読解問題の豊富さが特長!小学館の小学生向け通信教育「名探偵コナンゼミ」。
物語文、説明文、エッセイ、伝記など、学年に合わせてさまざまなジャンルから作品を選定しており、その数なんと、6年間で約500作品!これは、主要教科書の約4.2倍の作品数です。会員の方からは、「読解問題の作品が面白かったので続きを読みたくて図書館へ借りに行きました」「集中して読むということが苦手かと思っていたのですが、名探偵コナンゼミの読解問題は面白いようで、読んだ後に家族に話して聞かせてくれます」という声も!
もちろん読解力が学年ごとにステップアップされるような仕組みになっているので、ぜひこの2学期にお試しいただきたい教材です。
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