いよいよ新学期。
新学年・新入学を迎える皆さんも多いと思いますが、そもそも、子どもたちにとって新しい学年がスタートする新学期は、ただでさえ緊張や不安が続く時期。学校では進学やクラス替えなど環境が大きく変わり、心理面でのストレスが重なります。
この時期に子の不安を取り除くため親としてできるサポートには、どのような方法があるのでしょうか。お子さんが安心して新学期を迎えられるよう、不安を取り除く方法をチェックしていきましょう。
目次
新学期の不安をなくす!スムーズなスタートのために生活のリズムを整えよう
長期の休みは、子どもたちの生活のリズムをくずしやすいもの。生活のリズムが乱れてくると、自律神経の乱れにもつながり、意欲が低下したり不安感が大きくなったりする場合も。
学習しようにもドリルや宿題だけでは間が持たず、ゲームをしたりテレビを観たりする時間が増え、普段より眠るのが遅くなってしまっている……というご家庭もちらほら。
言うまでもなく、子どもの健やかな成長のために、睡眠は欠かせません。早起きが早寝に繋がるので、まずは早起きすることから始め、1日のリズムを整えていきましょう。日光を浴びると体内時計のリズムを整え、良質な睡眠をもたらすと言われているので、朝起きたら日の光を浴びることを習慣にしましょう。
また、朝食の時間も大事。朝食をとる時間が遅くなると、その後の予定もずれ込んでしまうので、普段学校に行っているときと同じ時間に食べることが大事です。
<子どもの生活リズムを整えるためにしたいこと>
- 早寝早起きをする(小学生は6時半~7時には起床し、21時までに就寝するのが理想)
- 日の光を浴びる
- 朝食をしっかりとる
おうちでは、子どもの新学期への不安を取り除く声かけをする
この時期の子どもたちに必要なのは、安心感を持たせてあげることです。
特に親の声かけは、子どものやる気やさまざまな能力を引き出すほど、大きな影響を及ぼします。
学校が長い間お休みなので、ついイライラして言葉強めに接してしまうこともあるでしょう。しかし、新学期の不安に加え、社会がこのような状況ですから、ぜひ、お子さんたちに安心感を与えるような声かけを心がけましょう。
<子どもに安心感を与える声かけのポイント>
- ポジティブな言葉を選ぶようにする
- 「~しなさい」ではなく、「~しようね!」と、語尾を命令口調から提案口調に変える
- 「ありがとう」の気持ちをたくさん伝える
- 「ぜんぜんダメ!」「バカじゃないの!」など、否定的な言葉を封印する
- できないことではなくできることに目を向け、1日に1回は必ず褒める
また、会話をするときは手を止めて、目を見ながら笑顔で話すことが大切です。
子どもにとって安心感を与える声かけは、親にとっても不安や焦りをなくし、子育てを前向きに捉えられるようになるというメリットがあります。
ぜひ、今日から始めてみてください。
勉強は学校だけじゃない!自主学習の習慣を身につけて不安をなくす!
新型コロナウイルスの影響で、家庭学習、自主学習の重要性が改めてスポットを浴びるようになりました。学校の進度と関係なく、自分で主体的に学習することで根本的な「学びの力」いわゆる「地頭」や「自分で考える力」を重要視する親御さんも多くなったように見受けられます。
そこで気になるのが、自主学習における、親の関わり方。どうすれば子どものやる気を伸ばすことができるのでしょうか。
<自主学習のやる気をアップさせる親の関わりポイント>
- まずやったこと自体を褒め、さらにできるようになったことは”早く計算できるようになったね!” ”丁寧に書けるようになったね”など、具体的に褒めることでやる気アップ!
- 間違ったことを咎めない。”どうしてこう考えたんだっけ?”などの声かけで間違えた原因を探らせ、最終的に「自分でできた」という達成感を持たせ、次につなげる。
- わからないことは一緒になって調べてみることで、自分で答えにたどり着く主体性を育てる。
自主学習とはいえ、周囲の関わり方次第でお子さんのやる気もグンとアップ!ぜひ心がけてみましょう。
新学期の自主学習なら、小学館のオリジナルカリキュラムの「名探偵コナンゼミ」
探究学習系やプログラミング的思考関連も、自分で考える力を育てる習い事としても大人気。オンラインスクールなども台頭する中、どれがいいのか迷っている方も多いのでは。
そこで気軽に活用しやすいのが、小学生向け通信教育。中には独自カリキュラムをもち、学校の進度に関係なく自分のペースで学習ができるものもあります。ここでは、小学館のオリジナルカリキュラムで展開している【名探偵コナンゼミ 通信教育】をご紹介。
【名探偵コナンゼミ 通信教育の特長】
・小学1~6年生のコース展開。
・1か月から入会することが可能。
・他社と比較しても価格も比較的安価。
・基礎学力の習得はもちろんのこと、「思考力」を育むカリキュラム。
・良質な児童書を引用した読解問題、実際に手を動かして解く図形問題が豊富。
・作文のワークも充実。低学年から表現力を伸ばせる。
自宅で過ごす親子時間が増えている今だからこそ、お子さんとの関わり方についてじっくり考え、新しいスタートに備えましょう。