小学生にも大人気『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴)とそのスピンオフ『キメツ学園!』(帆上夏希)の世界観で楽しく取り組めて、理科・社会・国語・算数・英語の知識を楽しく学べる学習本『鬼滅の刃 キメツ学園!全集中ドリル』(原作・吾峠呼世晴/漫画・帆上夏希/監修・白數哲久/集英社)シリーズ。
【勉強×エンターテインメント】で子どもたちを夢中にさせる、集英社の「勉タメ」シリーズとして、メインターゲットである小学生はもちろん、多くの作品ファンを楽しませています。
今回は親子でこのシリーズを楽しんでいるという『鬼滅の刃』ファンの小学生の女の子とそのお母さんにインタビュー!
作品とドリルの両方を楽しむ方法や、ドリル内のおすすめテーマについて、また、読書中や読書後に現れたお子さんのうれしい変化などについても伺いました!
今回インタビューに答えてくれた親子
芽依ちゃん(小4)
テレビと漫画が大好き、兄(中1)・弟(小2)の3人きょうだいの真ん中っ子。最近ではおうちで育てているレモンの葉についているのを見つけたアゲハチョウの卵を観察しながら育てる、好奇心が旺盛。『鬼滅の刃』を好きになったきっかけはお兄ちゃんや同じ学童に通っていた年上のお子さんたちの影響。好きな『鬼滅の刃』のキャラクターは胡蝶カナエ。
お母さん
気になったことは徹底的に調べる性格。『鬼滅の刃』は長男をはじめ子どもたちに教えてもらう形でファンに。子どもたちに対してYouTubeなどの視聴制限はゆるい方で『鬼滅の刃』の解説動画なども一緒に楽しんでいる。好きな『鬼滅の刃』のキャラクターは胡蝶しのぶ。
目次
楽しみながら気軽に読めて、大好きな作品の意味をより深く知ることができた
―まずはじめに、『鬼滅の刃』を好きになった理由はどこにあったんでしょうか。
芽依ちゃん
アニメを見始めたときは少し怖いのかなと思っていたんですけど、善逸や伊之助が出てきて会話の内容が面白いなと思いはじめて。さらにたくさん登場人物が出てきて、お兄ちゃんと一緒になって楽しめるようになった感じです。
お母さん
女の子のキャラクターがたくさん出てきたのもうれしかったよね。
芽依ちゃん
うん。すぐ好きになりました。
―作品の好きなシーンなどについて家族で話したりすることもあるんですか?
芽依ちゃん
お兄ちゃんと私が一緒にアニメを見ていると、お母さんが「これはどういうこと?」とか聞いてきたりして、じっくり説明してあげたりすることがよくあります。
私は「那田蜘蛛山編」で重傷を負った炭治郎たちが蝶屋敷で過ごしているときのエピソードが好きです。穏やかで、面白いやり取りも多くて。
お母さん
私も戦いのシーンというよりも主人公の過去のエピソードなどが好きです。胡蝶しのぶがカナエと一緒にカナヲを見つけたシーンとか、鬼たちが自らの過去を振り返って自分を見つめるシーンとか。そういう回想シーンがすごくいいなと思います。
―作中、難しい箇所もあるのかなと思いますが、YouTubeの解説動画も一緒に楽しんだりしていたんですね。
お母さん
「あ、そういう意味だったのか」ということを知っていくのを子どもたちと一緒に共感するのが面白かったりします。
―そんな『鬼滅の刃』ファンのおふたりですが、『鬼滅の刃 キメツ学園!全集中ドリル』シリーズを手に取ってみて、実際に読んでみて、どうでしでしたか?
お母さん
私が普段子どもたちに買ったことのある学習本と比べると半分くらいの厚みで、サイズもコンパクトなので、寝る前にベッドに持っていってパラパラ読むなどしていて、それが良かったように感じます。小学2年生の次男もたまに読んだりしているようです。
―コンパクトな割に実はものすごい量の知識が詰まっている本なんですが、その辺りはどう感じましたか?
芽依ちゃん
たくさんのことが書いてあってびっくりしたけど、漫画とか、絵描き歌とか、楽しめるページがたくさんあったので読みやすかったです。
コミックでは読めない漢字とかわからない言葉が出てくるといったん飛ばすこともあったんですけど、「柱のセリフの意味を知ろう」というページもあって「あ、あのときのセリフはこういうことだったのか!」と思って楽しくなりました。
読めば実際にやってみたくなるし、人に話したくなる、ワクワクする知識がたくさん!
―シリーズのうちで一番お気に入りはどの本ですか?
芽依ちゃん
「蟲の呼吸編」と「恋の呼吸編」です!やっぱり女の子の柱が好きです。
―いろいろな虫の紹介はどうでした?
芽依ちゃん
たとえば、今までスズメバチって人を刺すし怖いなとしか思ってなかったんですけど、描きおろし漫画の中に、スズメバチ酒について書いてあったんです。「スズメバチがまさかお酒になるなんて!」とびっくりしたりして。虫のいいところも知れてよかったなって思います。
©吾峠呼世晴・帆上夏希/集英社
お母さん
気軽に全然知らなかったことを知ることができるんですよね。ページをめくりながら面白いと思ったところは「ね、お母さん!お母さん!」といった具合でうれしそうに話してくれます。
―「恋の呼吸編」はどうでしたか?
芽依ちゃん
緊張すると目が乾いたり、瞳孔が大きくなったりすることがある、といった体の変化について書いてあるのが面白かったです。たとえば、友だちと一緒にいるときに、その子の様子から心の状態がわかったりするのかな、と思いました。もしかしたらその子も気づいていないかもしれないから教えてあげたりできるし、話のきっかけにもなって面白いかなって。
©吾峠呼世晴・帆上夏希/集英社
―友だちにどんどん広めたくなる知識があったんですね。実験や身近な題材を取り上げたページも多いですが、実際にやってみたいと思ったのはなんでしたか?
芽依ちゃん
たくさんあるけど、「水の呼吸編」で、宇宙では特別なシステムでおしっこを水に変えるということをしているというのを読んで、本当にできるのかな?って疑っています……全然想像がつかない!できるならやってみたいです。
©吾峠呼世晴・帆上夏希/集英社
お母さん
実際にやってみたいという気持ちになることが多かったよね。「恋の呼吸編」の瞳孔の開きなんかは自分で鏡を見てみたりして実際にやってみたりしたから、さらに発見したことを人に聞いてほしいという気持ちもあったのかなと。
知識以外に、子どもの興味を伸ばすきっかけにもなる嬉しい内容も
―お母さんにお伺いしますが、これまでお子さんに買っていた学習本とくらべて、『鬼滅の刃 キメツ学園!全集中ドリル』はどのような印象ですか?
お母さん
国語・算数・理科・社会・英語といった具合に割り振られている分、それぞれの興味の幅が広がるなと思いました。直近の研究とかも掲載されてますし、新聞とかだとモノクロになる写真もこのシリーズではちゃんとカラーで出てきて。中学受験をする際の時事問題対策なんかにもつながるかもしれないと思いました。
勉強以外でも印象的だったのが、「蟲の呼吸編」の職業紹介のページですね。兵庫医科大学の皮膚科の権威の夏秋教授の紹介が載っていたのですが、子どものころは虫探しに走り回っていたと書いてあって。
うちの小2の次男は虫が大好きで、出かけるときはいつも虫を探してキョロキョロしているような子なんですが、興味を突き詰めていくことで将来につながることもあるよ、ということを子どもに伝えることができました。そういった学びの姿勢やアプローチを知ることもできるのも良かったと思います。
―今後発売になる全集中ドリルシリーズではどんなことが楽しみですか?
芽依ちゃん
絵描き歌です。伊黒小芭内さんの顔を描くのは難しいとおもうので、どうしたら簡単に書けるか楽しみです。そして次の漫画が気になります。
あとはどんな最終選別の問題がでるか楽しみです。
9/15(金)には「蛇の呼吸編」も発売!今後もシリーズから目が離せない!
『鬼滅の刃 キメツ学園!全集中ドリル』の最新シリーズとしては8月18日(金)に発売された「風の呼吸編」に続き、「蛇の呼吸編」が9月15日(金)から発売中。蛇柱・伊黒小芭内が先生となり蛇に関する様々な知識を紹介していきます。今回も、ワクワクするような知識はもちろん、『キメツ学園!』(帆上夏希)の描きおろし漫画や絵描き歌といったファン必見の1冊になっています。ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。
『鬼滅の刃 キメツ学園!全集中ドリル 蛇の呼吸編』
©吾峠呼世晴・帆上夏希/集英社
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