お子さんが年長さんであれば気になってしょうがないのが小学校の入学準備。子どもの入学のタイミングは、住まいや仕事の問題にも関わってくる重要なターニングポイント。 それに備えるためには、入学までのスケジュールや、入学時にかかる費用などを知っておくと安心ですね。
また、入学までに身につけておくべき生活習慣などを把握し、今のうちから準備しておくことは、お子さんが小学校生活を楽しく送れるための第一歩です。
今回は、入学までのスケジュール、費用、入学までに身につけておくべき生活習慣をご紹介します。
入学までのスケジュール
まずは入学までのスケジュール(地域や学校によって多少異なります)を確認してみましょう。
6月
- ランドセル購入検討(前半)~秋ごろまで
11月ごろ
- ランドセル購入検討(後半)~3月
- 就学時健康診断
2月
- 学校説明会
- 文具や学校指定用品の準備
3月
- 卒園式・謝恩会
- 小学校提出書類の準備
- 持ち物への名前付け
4月
- いよいよ入学式!
おおかな流れが上記です。なんとなくイメージはつきましたか?
4月までのスケジュールをもとに、慌てず落ち着いて準備を進めていきたいですね。
費用のこと
小学校入学「まで」にかかる費用の目安
小学校入学までにかかる費用は、それぞれのものにかけた値段や学校指定のものの値段により大きく差が出てきますが、目安として15万円前後になることが多いようです。 費用が大きくかかるものとしては、ランドセルや学習机、入学式の服や、学校指定の入学準備用品などがあります。
ランドセルの価格帯は広く、1万円~10万円位までありますが、2万円~4万円代のものが人気のようです。学習机の価格も安いものから高いものまであります。大人になってからも使えるようしっかりしたものを買う方もいますし、ひとりで自分の部屋で勉強できるのはまだ先なのであえて入学前には購入しないという方も増えてきています。
小学校入学「後」にかかる費用の目安
入学式の服も、一度きりの小学校の入学式なので高額のものを買うのか、何度も着るものではないので安いものやお下がりなどで済ませるかによって異なってきます。 学校指定の入学準備用品は、学校で使う体操着や上履き・算数のおはじきや防災頭巾・通学帽・鍵盤ハーモニカ・道具箱や文房具など学校により費用は様々です。 学校説明会のときに必要なものを教えてもらえるので、それを元にそろえるとよいでしょう。
学校指定のものや、入学前にあわてて買う必要のないものもあります。その他にも、通学用の服や雨具、給食袋や上履き袋、ハンカチなど細々と必要なものが出てきますので、きちんと計画してから購入をしましょう。一慨にはいえませんが年間費用で1万円~3万円前後になることが多いようです。 また公立小学校でも給食費は、月に3千円~5千円くらい(学校・地区等によって異なります) なので、年間費用に3万円~6万円前後かかってきます。
後は、小学校外の習いごとでどれだけの費用をかけるかです。目安としては、年間に 英会話で10万円~15万円、ピアノも同じくらいの10万円~15万円 サッカー・野球・水泳などのスポーツで 5万円~10万円 などです。
学習費は、塾だと5万円~10万円(これは教科数によります。) 学習教材で3万円~5万円程度です。
入学までに身につけておきたい生活習慣
生活面での入学準備 チェックポイント
生活面やしつけも入学を控えて気になるところ。 入学前3月までに身につけたい生活習慣項目の一部を紹介します。
- 基本的なあいさつができる
- 食事・着替えなどがだいたい一人でできる
- 簡単な約束事が守れるようになる
- 自分の興味をもつ事柄に15分ぐらい集中できるようになる
- 友達とむやみに争わず、我慢できる
早寝・早起き・朝ごはん
最近は広く認知されてきた「早寝・早起き・朝ごはん」。 子どもたちが日々元気に過ごすために習慣づけたい、人間本来の生活リズムです。 学校や自治体を挙げての取り組みで、学力と睡眠、学力と朝食との関連性も明らかになってきています。
このリズムを身につけるには、まず早起きを実践することが有効。朝、少しずつ早く起きるようにすると、朝食もきちんととるようになり、全体のリズムが前倒しになって、夜も早く寝るようになります。
小学校では、朝から脳も体もフル回転させなければなりません。この機会に正しい生活習慣を身につけておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。小学校入学までのイメージはより具体的になりましたか?計画立てて準備をすることで、来年の春がより待ち遠しいものになるのではないでしょうか。