子どもの学びに欠かせないのはなんといっても「楽しさ」や「好奇心」。夏休みもあり機会が増える遠出や外出などもそうですが、夏ならではの風物詩も、子どもの楽しさ・好奇心を最大にしてくれる貴重なエッセンス。これらを数(かず)の教え方に最大に生かしていきましょう!
目次
1、夏の思い出の記憶に数(かず)をプラス。
実際に見たもの、触ったもの、数(かず)を数えると夏の楽しい思い出がより鮮明になります。ぜひ、一緒にかぞえてみてください!
例えば下記のようなものです。
- ●海で見つけたカニや拾った貝殻の数
- ●河原で拾ったすべすべした小石の数
- ●散歩の道中で見たヒマワリの数
- ●公園で見つけたセミの抜け殻の数
いかがでしょうか。
数を数えることでちょっとした達成感もプラスされて、お子さんにとって体験がより嬉しく誇らしいものになることも。来年の今頃「去年は公園で11個セミの抜け殻を見つけたよね!」なんて思い出話もより具体的になるかもしれません。
2、ならべてみると、さらなる気づきも!
ただ数えるだけでもいいですが、特に量があるものは並べてみるとテンションも上がります。
例えば、ヒマワリが咲いた後にできる種や、スイカを食べたときに出る種などを紙の上に並べてみると、驚くほどたくさんの種があることに気が付くと思います。
「たった一つのヒマワリやスイカからどうしてこんなにたくさんの種ができるの?」という疑問から調べ学習の入り口も開けそうですね。
3、夏の風物詩といえば花火!数えるのは…
夏の夜のお楽しみである花火にも、数(かず)の教え方のアイデアがあります!
すぐに思いつくのは打ち上げ花火の上がった数や花火の種類の数かもしれませんが、おすすめは「時間」。
- ●打ち上げ花火が光ってから「ドーン」と音がやってくるまで、どのくらい時間がずれているのか
- ●線香花火にひがついてからポトンと落ちるまで何秒くらい楽しめるのか
などをみんなで数えてみるのも楽しいですよ。
暑さの猛攻にやられるときは室内遊びで数(かず)遊び。おすすめはトランプ!
雨の日や夜にはご家族でトランプ遊びはいかがでしょう。競い合って盛り上がること間違いなしです。さらにトランプでは遊んでいるだけで算数に必要なたくさんの力を伸ばすことができます。この夏はぜひお子さんのトランプデビューを!
>>かずの教え方アイデア/幼児さん向けトランプ遊びのアイデアはこちらから<<
有意義な夏で数(かず)を楽しもう!
楽しみにしていた夏休み、あれをしよう!これもしたい!と楽しみにしていたことを一つずつ実現して有意義に過ごせるといいですね。
予定していた家族旅行や、暑さの隙間にお散歩に出ることができた日の道中の景色や立ち寄った公園などで思いっきり夏を楽しみながら、数(かず)に親しみましょう!
著者プロフィール
- 名探偵コナンゼミ本部
- 小学生向け通信教育を提供している名探偵コナンゼミから、教育に関するお役立ち情報を発信します!
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